現象
文書定義において、エクスポートの設定でエクスポートファイル名の設定に<SourceFile> タグを使用しています。
しかし、画像をウェブキャプチャステーションでインポートすると、エクスポートされるファイル名が 実際のソースファイル名と合わなくなります。
原因
ウェブキャプチャステーションでは、<SourceFile>タグにソースファイル名がセットされません。
解決策
オリジナルのファイル名を出力ファイル名の一部として使用するには、文書定義を以下のように変更してください:
- 文書定義を開き、新規サービスフィールドを作成します;
- フィールド の プロパティ → 「データソース 」タブ を開き、「ソース」のドロップダウンリストから「 画像ソース 」を選択します。
【注意】: フィールドのプロパティで "フィールド値をエクスポート"と"検証時に表示"オプションを無効にすることで、検証時の表示やエクスポートをしないよう設定することができます。
→「全般」タブ - 新規テキスト フィールドを作成します;
- フィールドのプロパティ → 「全般」タブ を開き、「インデックスフィールド」のみ有効にします。
【注意】: ソースファイル名が正しく取得できているか確認するため、"検証時に表示" オプションをオンにすることも可能です。
- 「ルール 」タブ を開き、[新規ルール...] でスクリプトルールを作成します。
- サービスフィールドとテキストフィールド両方を追加します。
- 追加したテキストフィールドから"読み取り専用"のチェック マークを外します;
- [編集... ]ボタンをクリックし、スクリプトエディタ ウィンドウを開き入力します。
- (例は C# code):
using System.IO;
string path = Context.Field("Service Field").Text;
Context.Field("Name").Text = Path.GetFileName(path); - 変更を保存します。
- 文書定義のエクスポートの設定から、必要なエクスポート先の設定を開きます;
- 「テンプレート」の [編集...] ボタンをクリックし、「表示」で「詳細設定」を選択します;
- 「タグ」リストをスクロールダウンして、ステップ3で作成したインデックスフィールド(「テキスト」フィールド で「ルール」を設定したもの)を選択します;
- 設定を適用し、変更を保存して、文書定義を「公開」します。
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