Vantageにて、トレーニングベースでDocument Skillを作成する際の留意点を列挙します。
- ドキュメントをアップロードする前に、認識言語設定を正確に行うこと。日本語の文書の場合、Japanese (Modern) と Englishに。
- 学習をさせるのは、画質の良い、認識率(アンカーとなりうる線やマークも含めて)の高い文書が効果的。
- Document Skillをトレーニングベースで作成する場合、Fast Learning (Fast Machine Learning)が使われているので、請求書やレシートのような多種多様な文書を学習するには限界がある。トレーニングベースでのDocument Skill作成を試みたものの限界が見えてきた場合は、Advanced Designerにて、Deep Learning学習をさせるという選択肢がある。(但し、サンプルが最低100枚以上必要)
- 画質が悪く、学習が効かない場合には、Advanced Designerにて、ルールを定義して文書読み取りを行わせるという選択肢がある。
- Advanced Designerには、Activitiesの中でFast Learningの選択肢もある。この場合、トレーニングベースでのVantage Document Skill作成ではできない、Document Skill内で会社毎やテキスト毎やイメージ毎に仕分けをすることが可能であり、その仕分け後文書をFast Learningで学習させることが可能となっている。
コメント
0件のコメント
記事コメントは受け付けていません。