日本語印字/手書き文字を Cogent Labs の SmartRead で読み取る

質問

日本語印字/手書き文字を Cogent Labs の SmartRead で読み取ることが可能ですか。

回答

FlexiCapture では 日本語の手書き文字認識はサポートされておりませんが、Cogent Labs 社の AI-OCR サービス SmartRead を使用することで、読み取ることが可能です。

また、ノイズが多い画像など FlexiCapture で認識しづらい文字も AI-OCR サービス SmartRead を使用することで正しく認識できる可能性があります。

FlexiCapture の高度な領域検出を使える

SmartRead を使用する際にテンプレートの作成が必要となりますが、FlexiCapture と組み合わせる際には必要ありません。

FlexiCapture の高度な検出機能を使用して対象の領域を特定できます。

FlexiCapture SmartRead API コネクタ による認識

下記リンク先に格納されている FlexiCapture SmartRead API コネクタ をご利用いただくことで、AI-OCRサービス SmartRead を簡単に使用することができます。
※ FlexiCapture SmartRead API コネクタ を利用するには SmartRead APIキーが必要です。APIキーの取得は Cogent Labs社にお問い合わせください。

SmartRead_Connector_20230310

リンク内ファイルは、以下の通りです。導入する際にはFlexiCapture SmartRead API設定ガイド をご参照ください。

  • FlexiCapture SmartRead API 設定ガイド: FlexiCapture SmartRead API コネクタ の使用方法を記載したガイド
  • SmartReadConnector-main フォルダ: FlexiCapture SmartRead  API コネクタ で使用するスクリプトおよび使用するライブラリ
  • Events_Documentation: Events スクリプト内で使用する各クラスとパラメータ参考情報
  • Global_Rule_Documentation: GlobalRule スクリプト内で使用する各クラスとパラメータ参考情報

FlexiCapture SmartRead API コネクタ を使用する際の留意点

FlexiCapture SmartRead API コネクタ は AI-OCRサービス SmartRead の API にアクセスしています。そのため、FlexiCapture から SmartRead の API に接続できない場合、使用することができません。

2023年10月時点で、SmartRead で認識可能な項目の内、FlexiCapture SmartRead API コネクタ で使用可能な項目は以下の通りです。

項目例 イメージ FlexiCapture SmartRead API コネクタ 対応状況
1行で書かれた文字や文章
【例】
・姓名
・住所
mceclip0.png 使用可能
等間隔に並んだボックス
【例】
・郵便番号
・住所
mceclip1.png 使用可能
2行以上で書かれた文章
【例】
・アンケート等の自由記述欄
・住所
mceclip2.png 使用可能
レ点や囲み文字 mceclip3.png

使用不可
(チェックボックスは FlexiCaptureの標準機能で判定可能です)

※画像は SmartRead ご利用マニュアルより抜粋 

対応している文字種は SmartRead の仕様に準拠します。ただし、入力する画像はFlexiCaptureで対応可能なフォーマットであれば、認識することが可能です。

FlexiCapture SmartRead API コネクタ のセキュリティ

FlexiCapture SmartRead API コネクタ のセキュリティは SmartRead に準拠し、データ通信は全てSSLで暗号化されております。

認識に使用した画像は SmartRead クラウド上に登録されますが、設定により処理直後に削除することも可能です。

問い合わせ先

動作上不具合が発生した際にはABBYYヘルプセンターにお問い合わせください。SmartRead に関するお問い合わせは、Cogent Labs社へお問い合わせください。

FlexiCapture SmartRead API コネクタの更新情報

更新日 バージョン 変更点
2021/02/28 3.0
  • サンプルスクリプトのリファクタリング
  • FlexiCapture Tegaki API 設定ガイドの構成見直し
  • 機能および使用方法はVer.2.0から変更ありません
2021/05/11 3.1
  • Proxy経由でサーバーからCogent LabsのTegakiへの接続に対応
2021/06/22 3.2
  • 誤記修正
2022/10/06 4.0
  • SmartRead⽤に更新 旧Tegaki の追加機能を追記 特殊⽂字対応

他にご質問がございましたら、リクエストを送信してください

コメント

1件のコメント

  • Avatar

    JPABRPA_ HELPDESKDL

    [FlexiCapture SmartRead API コネクタ]へのリンクが切れているようです。
    リンク内のファイルの取得方法をお教えください。

    0

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