質問
処理にかかった時間を表示、出力する方法を教えてください。
回答
1つの方法として、「サービスフィールド」と「ルール」を用いて処理時間を出すことができます。
- 文書定義エディターで「サービスフィールド」の作成。
文書定義のDocument Section を右クリックして、「フィールドを作成」 > 「サービスフィールド」から仮に DocumentCreationTime 、 DocumentLastEditTime という名前のフィールドを作成したとします。
- サービスフィールドの設定。
DocumentLastEditTime
「データソース」タブの「ソース」で「文書の最終編集時刻」を選択
DocumentCreationTime
「データソース」タブの「ソース」で「文書の作成時刻」を選択
- テキストフィールド「ProcessingTime」を作成し、ルールを設定します。
下図のような計算式で処理にかかった時間を算出できます。
スクリプトの記述 (画面はJavaScriptを使った例)
「ProcessingTime」フィールドの値はミリ秒で計算されます。 - 作成したフィールドのエクスポートが不必要な場合は、フィールド設定でフィールドのエクスポートをオフにすることができます。また、「検証時に表示」もオフにすることができます。
他の方法として、イベントハンドラ を用いてログを出力できます。
例えば、OCRにかかる時間は以下の方法で取得できます。
「予備処理済み」処理ステージの時刻を保存し、IDocument オブジェクトの Property(Recognized) メソッドで認識時刻を取得し、文書ごとにOCRにかかる処理時間を出力できます。
詳細については、以下のURLをご参照下さい。
文書ステータス変更
IDocument
スクリプトでログをファイルに保存する場合は、
Scripting.FileSystemObject 等をご利用下さい。
使い方については、以下のURLにあるエクスポートスクリプトの例をご参照下さい。
エクスポートを説明するサンプルスクリプト
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。