処理にかかった時間を表示、出力したい

質問

処理にかかった時間を表示、出力する方法を教えてください。

回答

1つの方法として、「サービスフィールド」と「ルール」を用いて処理時間を出すことができます。

  1. 文書定義エディターで「サービスフィールド」の作成。
    文書定義のDocument Section を右クリックして、「フィールドを作成」 > 「サービスフィールド」から仮に DocumentCreationTime 、 DocumentLastEditTime という名前のフィールドを作成したとします。
    360012291840-01.png
  2. サービスフィールドの設定。
    DocumentLastEditTime
    「データソース」タブの「ソース」で「文書の最終編集時刻」を選択
    360012291840-02.png
    DocumentCreationTime
    「データソース」タブの「ソース」で「文書の作成時刻」を選択
    360012291840-03.png 
  3. テキストフィールド「ProcessingTime」を作成し、ルールを設定します。
    360012291840-04.png
     360012291840-05.png
     360012291840-06.png 
    下図のような計算式で処理にかかった時間を算出できます。
    スクリプトの記述 (画面はJavaScriptを使った例)
    360012291840-07.png 「ProcessingTime」フィールドの値はミリ秒で計算されます。
  4. 作成したフィールドのエクスポートが不必要な場合は、フィールド設定でフィールドのエクスポートをオフにすることができます。また、「検証時に表示」もオフにすることができます。 
    360012291840-08.png

他の方法として、イベントハンドラ を用いてログを出力できます。
例えば、OCRにかかる時間は以下の方法で取得できます。

「予備処理済み」処理ステージの時刻を保存し、IDocument オブジェクトの Property(Recognized) メソッドで認識時刻を取得し、文書ごとにOCRにかかる処理時間を出力できます。

詳細については、以下のURLをご参照下さい。
文書ステータス変更
IDocument

スクリプトでログをファイルに保存する場合は、
Scripting.FileSystemObject 等をご利用下さい。

使い方については、以下のURLにあるエクスポートスクリプトの例をご参照下さい。
エクスポートを説明するサンプルスクリプト

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