データセット: データベースへの接続 - Access編

質問

データセットを設定する時、Accessのデータベースとの接続場合、必要なステップを教えてください。

回答

ドライバをダウンロード

AccessのODBCOLEDBドライバ

ダウンロードURL

Download Microsoft Access データベース エンジン 2010 再頒布可能コンポーネント from Official Microsoft Download Center

AccessであらかじめDBテーブルを作成しておく

↓下図では、テーブル名: Table01、内容は下図の通りmceclip0.png

DBへの接続例

(接続箇所と方法は何か所かある為、代表的な例)

文書定義プロパティを開きます。

 mceclip1.png

「データセット」タブの[追加]ボタンを押し、データセット(FCが文書定義単位で参照するデータベース)の名前を付けます。

 mceclip2.png

下図のようなダイアログが開くので、「ソース」から「データベース」を選択します。

 mceclip3.png

下図のようなフィールドが現れます。

 mceclip4.png

「プロバイダー」に

「Access Database Engine OLE DB Provider 」を選択します。ODBCドライバがインストールされていない場合は、ここに現れません。

mceclip5.png

AccessのDBのファイルの位置を確認。Accessのダイアログ上部などで確認できます。

mceclip6.png

「接続」タブの「データソース」にファイルの場所をフルパスで指定し、他はそのままで、 [接続のテスト]を確認します。

 mceclip7.png

接続ができる場合は、下記のような画面になります。接続できない場合は、Accessの設定を確認して下さい。

mceclip8.png

「詳細設定」タブにて、読みとり権限以上の権限を与えます。

下図は「ReadWrite:読み取り・書きこみ」

 mceclip9.png

DBに接続できる状態では、下図のようにデータベースの テーブル を参照できるようになるので、適切なものを選択します。

mceclip11.png

「データベースのテーブル」を選択すると、その列構成をコピーするかどうかを聞かれるので、[はい]を選択します。

データベース の テーブルの列 構成が データセット に コピーされます。

 mceclip12.png

常に最新のデータベースを参照したい場合は、「キャッシュデータ」のチェックを外します(その代わり、必要な際、つどデータベースへの接続を行う為、パフォーマンスが落ちます)。設定が終わったら、[OK]ボタンを押します。

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「文書定義プロパティ」の「データセット」にデータセット(FlexiCaptureが文書定義単位で参照するデータベース)が追加されます。

mceclip14.png 

文書定義のフィールドからDBを参照する

フィールド の プロパティ の「ルール」タブにて、[新規ルール]ボタンを押します。

mceclip15.png

下図のような ダイアログ が現れるので「データベースチェック」を選択して[OK]

 mceclip16.png

データベースチェック処理をエラーにして、全体の処理を止めたくない場合は、

重要度: 警告、データベースチェックを行う「ルール」適用の条件が明らかであれば指定して、[次へ >]

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「データセット」を指定。(ここからでも「データベース」の指定ができます。つまり、フィールド毎のデータベース参照の設定行えますが、データベース への接続 は 処理スピード の ボトルネック になり易い為、不必要であれば推奨いたしません。)

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作成済みの「データセット」を選択できます。

 mceclip19.png

「データセット」を設定しましたら、「選択」ボタンを押します。

mceclip20.png

文書定義で定義したフィールドを選択できます。

mceclip21.png

文書定義でデータベースをひく際のキーにするフィールドを[選択する]

 mceclip22.png

フィールド の値を元にレコードを探す データベース側の列を指定します。当然、データベースにある列しか選択できません。

mceclip23.png

フィールドの参照ルールが追加されます。キーを元にレコードを探した後に行いたい処理を設定するために[追加]ボタンを押します。

mceclip24.png]

キーを元にレコードを探した後に行いたい処理を設定します。

mceclip25.png

1つずつ、複数のデータベース処理を記述できる為、2フィールド以上が一致した場合のレコードを使うなどの処理を行うことができます。

  

本例では、キーで一致したレコードから、キー以外の値をコピーすることにします。(2つ目以降の処理で検索しない)

mceclip26.png

処理が追加されました。データベース参照しての設定が終わりましたら、[OK]ボタンを押します。

mceclip27.png

ルールが追加されました。

 mceclip28.png

実際に動かしてみる 

DB からキーを使って、文書定義 の フィールド の 読み取り値で DB の値を引くことができるようになります。

mceclip29.png

追加情報

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