質問
FlexiLayout Studioによるレイアウト定義において、Separator(罫線)要素の使い方を教えてください。
回答
FlexiLayout Studioによるレイアウト定義において、Separator(罫線)要素は様々なケースで利用されます。
Separator は、単純な構造で位置関係が取り易く(判別し易く)、文字検索と比較し、印刷品質に依るゆらぎ、誤認識が発生し難い為、設定動作が予想し易く非常に便利です。
※ 但し、1. 点線や薄い線、2. 間隔が狭く短い線、3. 手書きや印鑑等により線がさえぎられるケースについては、認識が不安定になるため、推奨できません。
一方、1つ1つElement を取得する必要があり、設定がやや煩雑になる他、帳票定義の共通化が難しくなる(個別帳票対応)傾向があります。
従って、画像品質が良く、また共通化を図りたいケースは、まずStatic Textを中心としたアプローチをとり、その条件から外れる場合はSeparator活用の検討をします。
【Separator 問題あるある】
ここで、Separatorの取得で問題となるケースをいくつかご紹介します。
問題1
画像の線が切れていて、思ったように[Separator]がはまらない(上記画像、「氏名」下の線)。
【対応策】
[Space > Max length] (Default:0)を調整する。
Separator の[Space > Max length] は、ある程度線が切れる(Space)がある場合、設定で1つの線とみなすことができます。
※ 本設定は、点線には概ね利用不可。
問題2
画像中の線、途中から取得したいが認識されない。
【対応策】
Separator のDefault設定では、線を始端から終端までの取得としています。[Fits entirely within search are] のチェックを外すことにより、本設定を解除、線の途中からの検索を可能とします。
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