質問
フィールドの認識設定でのマーキングタイプは何ですか。
回答
枠線の中に書かれた文字を読み取る為の設定です。また、読み取りたい箇所の上下左右に線があって、無視したい時にも利用できます。応用して使用することもできます(*後述)。
プルダウンメニューに示されているような枠線を無視する設定ができます。
線が文字の周りにどのように印字されているかを設定します。
セル
枠の数を設定します。1つの□四角の枠線でも有効です。
マーキングタイプ: 枠線の種類の設定
シンプル
デフォルト (何も設定しない)で、線が読み取りたい箇所の周囲や中に存在しない状態です。何も指定しない場合は、この設定です。
分割フレーム
下のようなくっついた四角が連続する枠線の中の文字を読み取ります。
1つの□四角の枠線でも有効です。文字と線が多少くっついたり、重なっていても無視します*。
上図の帳票を枠線を無視して読み取った結果例、抜粋
文字ボックスシリーズ
画像の通り、下のような、少しの距離を等間隔で離れて連続した枠線を無視して読み取ります。文字と線が多少くっついたり、重なっていても無視します*。
他のマーキングタイプ: 枠線の設定 も同じようにプルダウンの画像のような枠線を無視します*。
下線
文字列の下にある線を無視します。文字と線が多少くっついたり、重なっていても無視します*。
シンプルコンボ
文字を記入する目印に、下の線に文字間隔を示す凹凸がある線を無視します。
フレーム内のテキスト
文字列を囲っている枠線を無視します。文字と線が多少くっついたり、重なっていても無視します*。
フレーム内のコンボ
枠の下の線に文字間隔を示す凹凸がある線を無視します。
グレーボックス
グレーのくっついた枠線を無視します。
応用
「マーキングタイプ」 の設定は、何も、前述のマークシートのような記入・印字欄だけでなく、単純に文字の読み取りを邪魔している線を無視したい場合にも利用できます*。
*ただし、1行の文字列である必要があります。
フレーム内のテキストの応用
下図のような文字と線がくっついてしまっているような表で線を無視するように促し、読み取りの精度を上げることができます。
下線 の応用
下図のような文字と線がくっついたり、重なってしまっている印刷状態はしばしば見かけられますが、このような線を無視させることができます。
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