質問
FlexiCapture には チェックマークの読み取り機能がありますか。
回答
FlexiCapture には チェックマーク の OCR/読み取り 機能、FlexiLayout には チェックマーク の 場所 を指定して、FlexiCaptureに渡す (インポートする) 機能があります。
画像上の チェックマーク の読み取り に使用します。
対応している チェックマーク の種類
チェックマーク: Checkmark に対応しているチェックマーク の種類は下記のようなものです。
スクエア
スクエア: 四角 の 枠: フレーム にチェクや ×印、塗りつぶすタイプのもの。
フレームなし
フレーム: 枠で囲まれていないチェックマークにチェック、×印 を入れたり、丸で囲うタイプのもの。
|
自動
丸でも四角でも、囲むタイプでも、チェックマーク を「自動」で検出して、判定する、という意味です。
フォーム: 固定帳票でのみ使用可能です。FlexiLayout ( 半構造化・非構造化のドキュメント )では使用できません。*
|
*使用しても下記のようなエラーとなります。
チェックマークのタイプ (種類) - FlexiCapture
上のような チェックマーク のタイプ (種類) は、FlexiCapture の チェックマーク のプロパティの「認識」タブの「チェックマークのタイプ」から設定することができます。
修正の許可
塗りつぶしたチェックマークを修正したものとみなし、選択されていない、ものとします。
下図の例では、Aが選択されていることになります。
検証 - 選択のルールの設定
空の選択を許可
その「チェックマーク」、または「複数のチェックマーク」の場合は、いずれかが必ず選択されていなければならないかどうか を設定します。デフォルトでは、空のチェックマークを許可します。
複数選択を許可
「複数チェックマーク」の 場合、チェックマークを 複数、いくつでもチェックすることを許可するかどうか を設定します。
デフォルトでは、オフ、つまり、複数選択の場合、1つのみがチェックされるとみなします。
検証エラーを警告として処理する
上のようなチェックの仕方の ルールから外れていると FlexiCapture がみなした チェックを警告するかどうか を設定します。
FlexiLayout で チェックマーク の場所を設定
FlexiLayout を使うことで、高い精度でチェックマークの読み取る場所を設定することができます。
チェックマーク - Blocks
区域: Region など、チェックマークの場所を切り取った形になる要素: Element を FlexiLayout の Blocks のチェックマークに格納することで、FlexiCapture にチェックマークとしてインポートすることができます。
FlexiLayout での チェックマーク の位置の指定の仕方
1選択肢 につき「チェック」や「囲み」が書き込まれるであろう範囲 を1つずつ 位置を設定します*。
例: チェックが入る四角の周りに少し余裕を持たせて位置を設定
例: 「男」 と 「女」、それぞれで、囲みが書き込まれるであろう範囲を1つの 区域: Region で設定。
チェックマークグループ: Checkmark Group
チェックマークグループ: Checkmark Group を使うことで、1つのセットの中の選択肢一つ一つの位置を設定したチェックマークを「1つのグループ」として扱い、どの選択肢が選択されているか を FlexiCapture にインポートした後、設定できるようになります。
Blocks での チェックマークグループ: Checkmark Group - FlexiLayout
Blocks の チェックマークグループ: Checkmark Group の配下に 選択肢を作成して、区域: Region などを格納します。
チェックマークグループ 自体には、FlexiLayout では値を格納しません。ただ、チェックマークをグループ化する為に使用します。チェックの判断の設定はFlexiCapture側で行います。
FlexiLayout | FlexiCapture |
FlexiCapture にインポートすると、そのまま「チェックマークグループ」と「チェックマーク」として FlexiLayout の設定に従って FlexiCapture の文書定義 のフィールド欄に配置されます。
文書定義 での チェックマークグループ: Checkmark Group - FlexiCapture
「チェックマークグループ」の「プロパティ」において、複数の選択肢のあるチェックマークを扱えます。
「チェックマーク」の 表示名 と エクスポート値 の設定
「チェックマーク」の「検証」、「エクスポート」時の「名前/ラベル/表示名」と チェックがONになっている 際の 「エクスポート」時の値を設定できます。
「チェックマーク」の「ラベル/項目名」と「エクスポート」時の「値」
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。