「発見ブロックの区域を膨張」オプションの意味と使用例

質問

ブロック」セクション の「プロパティ」を開くと、「発見ブロックの区域を膨張」というオプションが表示されます。このオプションの使用方法は何ですか。

mceclip0.png

回答

発見ブロックの区域を膨張」オプションとは、ソース要素に関係なくブロックの区域を大きくするために使用されます。

ブロックの区域を膨張するには、ブロックをどれだけ大きくするかに応じて、デフォルトの数値をより大きな数値に変更します。数字はポイントで測定されます。

膨張の前後:

mceclip1.png

このオプションは、ブロックの ボーダー がそのブロック内の 文字に近過ぎたり、枠が狭すぎて、文字の端が見切れてしまう、などして、FlexiCaptureでの誤認識が起こる可能性がある場合に役立ちます。ブロックの範囲が狭すぎる場合によく起こる現象は、認識直後に得られる誤った認識結果などになりますが、フィールドの領域を移動・拡大縮小することで正確な結果を得られるようになります。

ブロックの膨張前:

認識: 398555

mceclip0.png

ブロックの膨張後:

認識: 398555130

mceclip2.png

2番目の画像を見ればわかるように、フィールドの区域が少し大きくなり、テキストが正しく認識されました。

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