文書定義がFlexiLayoutと一致できない時の確認すべき点と対応方法

現象

文書定義エディタでは、「Unable to match the FlexiLayout(FlexiLayoutを一致できない)」というようなメッセージが表示され、文書定義を一致できないという状態になります。

原因

ほとんどの場合、FlexiLayoutと一致しない原因はFlexiLayoutの設計か認識設定にあります。

解決

  1. 「必須要素」が非常に多い
    FlexiLayoutに必須要素が必要以上に多い場合は、一致できなくなる可能性があります。例えば、必須要素の1つが一致しなていない場合、結果としてレイアウトの全体が一致しません。ですので、プロジェクトにあるすべての要素をできる限り「オプション要素」に設定してください。
  2. 複数ページ文書ではない場合にHeader/Footerグループの使用
    FlexiLayoutのバッチにある各文書に1枚のページのみがあり、複数ページ文書に組み込む必要がない場合は、Header/Footerグループを使用する必要もありません。もし複数ページ文書ではない場合Header/Footerグループ内に要素が入っている場合は、すべての要素をそちらから取り出し、Header/Footerグループを無効化/削除するのをおすすめします。
    ※Header/Footerグループと動作する必要になりましたら、Header/Footerグループに多くの要素を入れることをおすすめしません。
  3. FlexiCaptureとFlexiLayoutの設定をできるだけ同じにする
    例えば、認識言語をFlexiCapture、FlexiLayoutの両方では同じく設定するのは強くおすすめします。
    FlexiLayoutをFlexiCaptureにインポートすると認識結果が異なる場合の詳細については、以下のABBYYナレージベース記事をご参照ください。
    https://support.abbyy.com/hc/ja/articles/360012370300

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