エクスポートファイルで検証オペレーター(検証を実行した操作者)を識別できるようにしたい

質問

検証を実行した検証オペレーターをエクスポートする方法はありますか。

回答

検証オペレータ情報のエクスポートはスクリプトステージで実装できます。

  1. ワークフローの詳細設定で、検証ステージの後にスクリプトステージを作成します。
  2. スクリプト内で、IDocument.Property(VerifiedBy)を使用して、ユーザー名フィールドに必要な情報を入力します。情報には、使用可能なフィールドを手動で編集した最後のユーザーの情報が含まれます。
    mceclip0.png
    IDocumentについての詳細情報は以下のURLでご参照いただけます:https://help.abbyy.com/ja-jp/flexicapture/12/developer/idocument

※検証ステーションで手順の検証(フィールドとの相互作用)が存在しない場合、上記のメソッドでは、検証オペレータの情報をエクスポートできません。

その場合は、編集を強制してオペレータの操作を介在させる方法が、ひとつの回避策になります。

デフォルトでチェックされていないチェックマークを作成します。そしてルールを作成して、そのチェックマークがチェックされていない場合にエラーを表示用、ルールを設定します。

このような状況では、タスクを完了するにはオペレータがチェックマークをクリックする必要があり、この操作は文書編集としてカウントされます。

そしてこの操作により IDocument.Property(VerifiedBy)に正しいレコードが作成されます。

また「文書の最新エディタ情報」の、データソースを使用するサービスフィールドでも、検証オペレータの情報をエクスポートできます。検証後に追加の手順を必要としないワークフローも使用可能です。サービスフィールドを作成するには、以下の手順にお従いください。

  1. 新しいサービスフィールドを追加します。

  2. 追加されたサービスフィールドのデータソースタブでソースとして「文書の最新エディタ情報」を選択します。

  3. サービスフィールドの全般タブで「フィールド値をエクスポート」オプションが有効されていることを確認します。

検証中に文書に変更が加えられた場合、本サービスフィールドの値は、文書を最後に編集したユーザーのユーザー名に変更されます。検証中に文書の変更がない場合、サービスフィールドの値は変更されません。

他にご質問がございましたら、リクエストを送信してください

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