Static Text: 静的テキストの基本

質問

FlexiLayout Studioでの静的テキスト要素の使い方を教えてください。

回答

FlexiLayout Studioで使用される要素の中で最も基本となるのがStatic Text (静的テキスト)です。

Static Textは、事前認識された画像から「キーワード検索」によって特定される要素で、Document Identifier(ドキュメント仕分け)に利用されたり、読み取りたい項目の位置特定に利用されたりと、重要な役割を果たします。

本稿では、Static TextがDocument Identifierとして利用されるケースを例に、その基本的な設定方法を解説します。

まず、以下のようなドキュメントサンプルについて、Document Identifierを設定していきたいと思います。

mceclip1.png

この文書を特定するためのStatic Textとして、画像上部にあるタイトル「住民票」を使用したいと思います。

※実際のProjectでは、今回のように少ない文字数(3文字)のキーワード要素をIdentifierとするのは危険です。安全に文書特定を実現するためには、「もう少し長い文字列」「複数のキーワード(Static Text)の組み合わせ」等、サンプルの傾向に合わせたチューニングを検討する必要があります。

kwTitleというStatic Text要素を作成し、検索テキストとして「住民票」を設定します。また、Identifierとするため、「オプション要素」(デフォルト)から「必須要素」に変更し、Header Groupの配下に置きます。

mceclip2.png   mceclip3.png

この状態で、認識をテストすると、以下のような結果が得られました。

mceclip4.png

確認すると、最上部の「住民票」ではなく、最下部の「住民票」がヒットしていることが分かります。この原因として、以下の2点が考えられます。

  • 同じキーワードが複数存在する。
  • 最上部の「住民票」は文字毎が離れていて1ワードとして認識されていない(住民と票のブロックが離れている)。

これを解消するため、2つの設定を追加します。

  • 「関係」タブで、「Nearest(最も近い) > ページ上辺」を選択する。
  • 最大スペース長さを「400」(デフォルト:50)にする。

mceclip5.png   mceclip6.png

この2つは非常によく利用される重要な設定ですが、それぞれについて簡単に解説します。

まず1点目は取得したいキーワードが複数存在するケースに非常に有効です。この設定を追加しなくても偶然正しく取得できるケースもありますが、読み取りが不安定になり、仮設ツリーにも影響を与えるため、必ず特定が一意になるよう、本設定を検討ください。

2点目については、こちらの記事をご参照ください。

結果、正しく取得できていることが確認できるかと思います。

mceclip7.png

以上、Static Textの基本について解説いたしました。

詳しくは下のリンクからご入手できるサンプルプロジェクトをご覧ください。

*ご覧になるには、バージョン12.0.3.2634以上の FlexiCaptureが必要です。 

追加情報

FlexiLayout 上で Static Text: 静的テキスト、 Character String: 文字列 で一致させたい文字同士の距離が離れていて一致できない。どうすれば一致できるのか?

FlexiLayout Studio: 仮設ツリー

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